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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

New Tarmac??

Tour de Swissを見ていたらふとFrank Schleckの乗っている自転車が気になった。

Specializedの2010モデルかな?見た目はあまり変化してないけど。多少細くなっているので軽量化したのかな?これ以上軽くなってもしょうがないって位軽かった気がするが・・・。

Ridleyが2010年モデルでNoahのアルミver.を約カーボンの3分の一の価格で出すようだけど、Specializedもそれにならってアルミフレームとかだったら面白いのに、と思ったけどさすがにそれはないかな。今ステージレースでアルミを使う、それもエース級に使わせる必要もなさそうだし。

フランクが乗っていることを考えるとより登りに特化したモデルとして打ち出すのかな?快適性だったらルーベがあるし。



ところでまたカヴェがステージ勝利。スプリントでは本当に強い。敵なしでフレイレフースホフトも諦め顔だったような印象を受ける。

カヴェンディッシュの強さと同じくらい印象的だったのはコロンビアの体制。みんなとても笑顔で生き生きしている。勿論あれだけ勝っていれば誰だって嬉しいとは思うけど、それ以上にのびのびと元気にそれぞれの役割をこなしていて、カヴェがゴールラインを越えて反転してすぐチームメイトに感謝しに駆け寄っていたのは印象的。

勝利を量産しているけど、コロンビアは無理に総合とスプリント両方狙ったりせずにスプリンターに特化してチーム編成をしている賜物だと思う。つまりはチームのマネジメントの勝利。


最近徐々にロードレースプロチームのマネジメント体制が変わっているような感があって、そんなチームは大抵チームの広報体制も先進的、というかちゃんとできることをやろうとしている。そんなチームの一つ、Cerevelo Test Teamは自社WebとチームWebを一体化していて興味深い。創設者も頻繁に動画に登場したりして、Cervelo社=Test Teamって感じが伝わってくる。

上記はそのサーベロが提供している動画。

シリーズ物になっていて、今のところ7話まである。
これが非常によくできていて、ライダーだけじゃなくて先のサーベロの創設者だったりメカニックもちゃんと出てきている。Team CSC-Saxobankからサストレが抜けてきたけど、フースホフトはツール覇者が参加するようなチームなら、とサーベロ入りを決めたところとか、CSCからメカニック(Overcomingではちょっとチーム内で立場が微妙だった彼)が抜けて参加していたりと裏話満載って感じ。

動画の画質もよくて、自分はiPhoneで見るためそのサイズを落としているけど、HD画質からPCのモニタにあった様々なサイズが提供されている。さらにストリーミングじゃなくてダウンロード形式ってのも後で見るのには素晴らしい。


先日ベルンハルト・コールに機能していないと揶揄されたバイオロジカルパスポート制度によってドーピング違反者が指摘されたり、プロトンは大部分クリーンだ、何て発表がUCIからされていた。厳しい検査態勢も勿論必要だろうけど、各チームのマネジメントが明確なチームの目的を持っていて、ライダーのモチベーションを適切に管理できるチーム体制も必要で、それが上手ければドーピングは回避できる問題何じゃないかって、サーベロとかコロンビアとかガーミンを見て、そんな印象を受けている。


プロトンには徐々に新しい風が入り出して、古いモノ、悪影響を及ぼすモノを追いやってくれることを期待している。