SRAM Forceマイナーチェンジ ZIPP303も
いきなりだけど重量は1,957グラム(BB30 ver.),および2,097グラム(ノーマルBB)
変更場所は
- BB30クランクを追加
- ブレーキ
- クランクデザイン
- ディレイラーケージ
というところ。第一印象は大して変わっていない(笑)でもデザインは大事なところだ。SRAMのForce,Rivalは去年から発売のモデルでシフターがRedと同じ機能(ケーブルの取り回し、ブレーキ・シフトレバーの調整)が着いてしまっているのでRedが変わらないと大きく返る部分もないんだろう。
SRAMはGiantとBB30をプッシュするっていうのは、既に出ているSRAM Redと共に打ち出している。でもこればっかりはフレーム変えなきゃいけないから一般の消費者よりも先にRabobankに使わせてアピールしていくだろう。
リコールが出たブレーキを新しくしたのはいいけど、どっちかっていえばスプロケとかチェーンの精度を高める方にも力を入れてもらいたい。でもマイナーチェンジしてマグネシウムとか使ってるわりに価格をほぼ据え置いたのは○。ちなみにプロチームでは、メインコンポはRedでもフロントディレイラーだけはForceを使っていたりする。前にCyclingtime.comかどこかで見たF.カンチェラーラのスペシャライズドTarmac SL2にもやっぱりForceがついてた。
カンパコンポのチームがコーラスを使っているのと同じ事だろう。でもRedはチタンじゃなかったっけ?チタンよりもスチールの方が信頼できるのかな?この辺プロが重量や変速性能よりも、素材を重視しているところが面白い。
ShimanoやCampyが電動だ11速だって息巻いてる一方SRAMは新機軸を打ち出せていない。よって今年のツールでは絶対Redを変えてくると思う。ランスアームストロングに11速Redを使わせたりするんじゃないか、とか思っている。
SRAM傘下のZIPPからは303の発表。自分は持ってないけど、カーボンリムでParis-Roubaixに耐えるところまで持っていったのはすごいことだと思う。
優勝という結果が出たわけではないけど3チームに使わせて一つも壊れなかった、というのは立派だ。結構熱で変形とかハブが〜とか叩かれるZIPPだけど、その強度ってもう十分実用的なところまではきているんだろう。