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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

SRAM Redの思想

保存版!三大ツールの”魔の山” プロが使用するギヤを公開!!という言葉につられて買ってしまった雑誌。

CICLISSIMO (チクリッシモ) 2008年 11月号 [雑誌]

CICLISSIMO (チクリッシモ) 2008年 11月号 [雑誌]

アスタナ、チームCSC、ランプレ、ミルラムの各チームがアングリルやゾンコランラルプ・デュエズといったところでどういったギヤを使っているかが載っていて、それを見て思い浮かんだのが冒頭の言葉。

SRAM Redを採用しているアスタナのギヤは34*28、36*28、36*30、38*25、38*23となっている。

SRAM Redの09年モデルではBB30のクランク以外では目立った変更はなくクランクとスプロケに以下のものが追加された。

CRANK 52*36、52*38 いずれもコンパクト
Casette 11-25T 11-28T


以前SRAM 2009内で書いたが、スプロケには必ず11Tがついてくる。海外サイトの紹介でも12Tをつけたらもっと受入れられるハズだ、って書いてたし自分も同意見だった。

けど今回チクリッシモを見て、SRAM Redは”プロ(もしくはそれに準ずるライダー)向け”のコンポなんだと思わされた。09モデルによってアスタナは36*30以外は純正SRAMのギヤで檄坂コースも走れる。11Tなんか使えねーなんて言ってる奴は黙ってForceグレードのスプロケでも使ってろ!とでも言いたげな印象だ。

スプロケットは製法上”作れない”可能性もあるけど、仮に”作らない”のだとすれば、あくまで使える人だけ使ってくれという姿勢はたいした物だと思う。<追記>
ふとそう言えばShimanoにも同じ事が言えるかも。Dura-Aceグレードでコンパクトクランク出せば売れるんだろうけど、79シリーズになってやっとラインナップに載ったもののリリースされたのは53および52のノーマルタイプばかりでコンパクトモデルが出回っていない。重量もShimanoのWebで未定になってたり、ノーマルクランクとの気の入れ方が全然違う。