製薬会社も汚い、というか何というか・・・
多分裁判でも終わる意外にはもう触れないと思う。山岳に強い選手が次々抜けていったラルプデュエズを見てツールも後は生で見なくていいや。で、リッコのドーピングに関してなんだけど製薬会社がWADA（アンチドーピング機構）と協力してて、ドーピング（にあたる）薬を飲んだ選手から痕跡が残るように細工をしていたようだ。
"In the development of that particular substance, close cooperation occurred between WADA and the pharmaceutical company Roche Pharmaceuticals so that there was a molecule placed in the substance well in advance that was always going to be able to be detected once a test was taken," Fahey told public radio in his native Australia.
これで選手はそそのかされて使っちゃったマヌケなピエロって感じになっちゃってるな。リッコとかピエポリに勧めた連中はWADAが製薬会社にトラッキングできる分子を含ませてたなんて知らなかったんだろう。とは言ってもピエポリはまだ検出されてはいないので、3rdGenerationの薬ってのもたいしたものなんだろうが。
選手のインタビューでリッコはめちゃくちゃ嫌われているのがバレバレになってしまったが、何より彼らがドーピングを嫌っていることも感じられた。残った選手はクリーンになったおかげで正々堂々戦える、といった趣旨の発言が目立つ。そして彼らはEPOの噂、誘惑は聞いていたものの拒否してそこにいるのだろう。選手の意識、という意味でちょっとずつクリーンな自転車競技になっているのかもしれない。
