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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

T-Mobileが撤退

近年のロードレース界のドーピング事件は本当に情けない。どこのプロスポーツにもドーピング話はあると思うがロードレース程深刻なスポーツもないだろう。前年度のチャンピオンが突然剥奪され2位の選手がチャンピオンになってしまう信じられない話もある意味普通になっている。信じられない程苦しい思いをして走り、ポイントを計算して勝負をかけやっとの思いで手に入れた、又は手に入れることができなかった勝利がドーピングによってころころ変わってしまうのは本当に嫌な話だ。昔から存在しただろうけど、原因の一つはロードレースにお金が入るようになったこともあるのだろう。それだけ優勝すると得られる金額も大きくなったしフレーム等の機材も技術開発が進み他社とあまり差がなくなってきたのではないだろうか?自転車は最終的には人がエンジンとなって進むものなのでドーピングによる体力増強があるとすれば絶大な効果を発揮するだろう。ただやたら禁止薬物を増やせば選手は風邪薬やインフルエンザ対策の薬すら飲めなくなってしまうのはよく聞く話だ。体脂肪率一桁だったり常にハードなトレーニングを行い、それ以上にハードなレースを何週と戦う選手達は気の毒でならない。検査回数を増やすのもコストや時間的な制約の面で現実的でない。何とも難しい問題だが一刻も早くクリーンで、観客が心から楽しめるスポーツに戻って欲しい。

そういえばサクリファイスという小説の中でもロードレースにおけるドーピングが取り上げられていたなぁ。