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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

水差し野郎か救世主か・・・

ドーフィネ・リベレを走っているバルベルデは、ツールどころか全レースを2年間出場禁止になりそうで、ケースデパーニュとしてはメンショフではなくバルベルデを選択して、大事に大事に育ててきたのに結果が出ないままになってしまいそう。
一気に世代交代して、ルイスレオンサンチェス辺りをエースにするのかなぁ?


カチューシャがドーピング発覚の際には年俸の5倍の支払いを罰則として求めるよう選手側に要求、なんてニュースを見ていたらAntonio Colomが陽性。
でもジャーナリストの人達からすると、今年いきなり強くなった感があって「やっぱりか・・・」という感想なんだそうだ。思えば08ツールの時のリッコとか、08ジロのセッラとか、ドーピングが発覚した際の選手の成績は集団から独走して勝っていたりして、よくレースを見ている人からすれば、不思議に思うところがあるのだろう。



ところで08年のドーピングが発覚してドーピングと戦うことを決めたベルンハルト・コール。色々論争を呼びそうな発言をしている。

“When I learned that the French authorities were going to make new analysis after the Tour ― I reassured myself, OK, I am dead, but others will be dead, too,” he said. “What were the French authorities going to do? Withdraw the complete GC of the Tour? I knew they wouldn’t dare. Bizarrely, only three of us took the fall. I am convinced that the top 10 would be positive.”

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The top riders are so good at doping that they know what they need to do to keep their blood levels stable to escape targeting,” he said. “In fact, the UCI has shown us the levels of riders who failed tests. We used that as a reference to follow. The passport has almost helped us.”

ツールを無事に走った選手、好きな選手が好走を見せて喜んだファンからすればとんでもない発言だ。

色々と問い合わせがあったのか(?)後日報道を修正

Kohl on Wednesday claimed that he had really said: "I think that top performances in high-level sport, like in the Tour de France, are difficult to understand without doping.

"It's enough to look at the Tour de France. We race for three weeks at top speeds of 40km/hour and climb the equivalent of Everest five times," he added.

トップ10の選手はドーピングしているはずだ

レースが過酷すぎて、このレースでいい成績を残すにはドーピングする以外には考えられない

って感じ。
この人はドーピング撲滅運動の参加している、っていうより好き勝手言って自分の行為を正当化しているだけのような気がするけど、今走っている選手の役に立つような活動ができるのかな??


実際参加した選手の立場から、ドーピングの実態を告白し、ドーピング検査の行い方等にアドバイスをするってのが求められている役割だと思うのだけど、去年のことを蒸し返されて、検査でひっかかってもいないのにドーピングをしていたように発現されては今走っている選手はたまったものではないだろう。