Off on and assortment

日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

向き不向き

リエージュ-バストーニュ-リエージュ2008

この動画の7:20くらいからゴールまで残り少なくなって、F.シュレック、A.バルベルデ、D.レベッリンの争いがある。残り距離は少なくシュレックはスプリントになったら負け、というのは解説の栗村さんの言うとおり。そんな展開の中でレベッリンはともかくバルベルデの駆け引きが非常に上手いと思った。

残り距離と相手を考えまず最初にシュレックをどうしようもない程きっちりブロック。最後にレベッリンとはスプリント勝負できっちり勝つ。グランツールでは期間中ずっと同じレベルを保てないのか、得意なはずの峠等で遅れてしまったりTTで致命的な差を付けられてしまうバルベルデ。やっぱりステージレースよりもワンデーレースの方が向いてるんじゃないか、と思った。ステージレースはルイス・レオン・サンチェスやペレイロに譲ってもいいんじゃないか。まぁ、ロード界最高年俸選手への期待はワンデーレースでは許さないのかもしれないが。


そして先日のフレーシュ・ワロンヌでレベッリンが勝利。

レベッリンは、「ロードレースは俺にとってまだまだ楽しいものであり、現役を続けたいと思う。これは俺の秘密かもしれないね。俺にはまだ多くの耐久力がある。しかし、他のベテラン選手と同じように、スプリントでの爆発力を鍛えることが重要なんだ。この爆発力を維持するための練習をたくさん行っている。冬の間、俺はいつもインターバルとパワースプリントのトレーニングを積んでいる。今大会に備え、俺はイタリアで標高の低い山々、ユイの壁のような所を走るなど、コースを再現した練習を実施した。加えてオートバイの後ろを走って、ハイスピードを維持するトレーニングも多く行った」とコメント。

と、チームは変わったけど準備を怠らずレースで力を出せるのはすごい。


ところでスプリント力を鍛えてるってコメントにあるけど同じようなことを同じ年齢のランス・アームストロングが言ってたのを思い出した。その時は以前と同じようには戦えないだろうから、グランツールでスプリントポイントで数秒を狙って走ってみようかと思う、とグランツールの戦い方を変えるのを示唆していたなぁ。