それぞれの視点。
新城選手のブイグテレコム移籍は話題になってるようだけどみんな祝福の言葉、自分のことのように喜んでいる。が、そんな人ばかりではないようで。
幸也には死ぬ気で頑張ってほしい。
このチャンスを無駄にしたら、本気で許さん。
俺が5年間かけて作ったチャンス。幸也はきっと知らないと思うが、自分の実力が認められて入れたなどという勘違いはしてはいけない。
しかし、こうしたチャンスを掴む運も実力。
この力を無駄にするな。チャンスはこの1年。
ツールに出るチャンス、そして日本人初のステージ優勝を取るチャンスは、日本自転車史上最も高いはずだ。
ここまで冷静に、おれが作ったチャンス、と言い切れる人も珍しいと思う。久保信人さんという方がどのような人なのか知らなかったので簡単に調べてみた。
- 全日本実業団自転車競技連盟登録クラブチーム Esperance Stage (エスペランス・スタージュ)チーム概要
- Wheel Talk 第20回 Esperance Stageコーディネーター 久保信人氏
それならば、自分こそ選手としてその夢はかなえられなかったが、5年間で経た経験、ノウハウ、ネットワークを、これから世界を目指そうという日本人選手、本場で走ることを夢見るホビーサイクリストの方々に還元することは出来ないだろうか? より多くのサイクリストの方々に本場のすばらしさを実体験していただくことで、日本におけるロードレースに対する意識の改革、発展、選手のレベルアップ、大会の質の向上を促進できないだろうか? と思い立ちました。
実業団のクラブチームで世界で戦える選手を育成することを目的とした組織のGMをされている方のようだ。
本場で走ることを夢見るホビーサイクリストの方々に
この一文が気になるが。。。ただ選手として生きていきたい人以外にもヨーロッパで走る機会を提供しているのだとしたらすごいなーと素直に思う。草の根活動というのは正にこういうことで、こういったチームが日本にいくつもできることで、日本のレースのレベルも上がるし、何より世界で戦える選手がもっと生まれるのだろう。
一人のスター選手が生まれる時ファンはすごいなー、頑張れ、で済むけどその後ろ側にはもっと色々な人がいて、期待があって、選手はそういった思いを受けながらプレーするんだ。きっとそういうことなんだ。