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ランスとかツールでのCERAとか・・・エバンスはエターナルセカンドを襲名?

来年度から復帰するランス・アームストロングのジロデイタリア出場が決定した。来年はジロ100周年でジロ側もツールを狙う選手は来ない(=各チームのエースが不参加)なんてことにはならないように、いい顔を集めたかっただろうし、アスタナ側としても37歳のランスがジロ、ツールをエースとして参加し続けることは難しいだろうことから(成績次第かもしれないが・・・)、ジロはランス・ツールはコンタドールをエースに据えてコンタドール流出の事態も避けられるだろう。ランスがツール7連覇できたのは、その他のレースは調整以外で出場せずツールに集中したことを自ら挙げていたのでジロ・ツール両方をエースとして出場するのは無理だろう。

解散が決まっているゲロルシュタイナーのベルンハート・コールがCERA陽性で摘発。先に摘発された同チームのステファン・シューマッハーと同じチーム、同じ薬。旧サウニエルドゥバル・スコットチームのリカルド・リッコ、レオナルドピエポリとも同様。結果論だとけゲロルシュタイナーは次のスポンサー見つからなくてよかったのかも。仮にスポンサーついてたらエースとエースクライマー(にあたるのかな?)が次々ドーピングが発覚するなんて事態になってたのだから。

ツールドフランス2008にとっては嫌なニュースかもしれないが、自分としては結構肯定的。
というのはCERAを使用していたのが全体ではなく"一部"であり、それが検査機関によって目を付けられている選手であり、ある意味でコントロールできているような感じであること。ピエポリ-リッコは師弟関係とも言われ、ピエポリはリッコにCERAを紹介した事も追求されている。シューマッハとコールはツールの期間中同じ部屋だったらしい。各チーム、チーム全体が使っていたと言うより一部選手が使用していたみたいで、徐々にではあるけど改善されているのではないか。


しかしながら哀れなのはカデル・エバンス。
今年のツール山岳でポポビッチがうまく働かず、山岳アシストとしてコールを3年契約で引き抜いたはずなのに、これでB検体も陽性だったらコールは2年間の出場停止・・・来期はエバンス優勝のために、と万全の体制を敷くはずが、早くもほころびが生じてしまった。来年エバンスがまた2位なんてことになったら間違いなく万年2位の称号が与えられるだろう。