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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

エースというもの

ステージ6位のリカルド・リッコ(イタリア、サウニエルドゥバル・スコット)
「完全に予想していた通りにはレースは進まなかったけど、このジロでのヒエラルキーが明らかになったことに満足している。コンタドールは調子が良くないと言っているけど、完璧にトップフォームにある。10日前までビーチに寝転がっていた選手(コンタドール)がそうそう出来ることじゃない。でも彼はピエポリやディルーカと一緒にグループを牽くべきだった。あの態度は気に食わなかったね。先頭交代に加わるようにコンタドールを促したけど、彼はそれに応じなかった。だからピエポリと僕は頭にきていた。一方でディルーカとは協調体制を取れていたよ。

とにかく今日のステージはこの先の難関ステージに向けて自信をつけてくれた。他のライバルたちと違って、僕にはピエポリという頼れる存在がいる。彼は並外れたアシストだ。山岳ステージで彼が隣にいることほど心強いことはない」

これぞエース。一ステージに全てをかけることなく淡々とこなしていく。リッコは今回のジロ、かなりやれるのでは。今年は登りで強い以上にスプリントも強くなり、T.T.は他と比べると弱いかもしれないが、この冷静さ、ステージを獲った時も何かを試しているかのようだったし、ピエポリのアシストもあり今回のジロは本気で優勝を狙っているっぽい。

ところでこのピエポリ。冷静にエースをアシストし、山岳にやたら強い。去年はリッコにステージ勝利を譲り自分の仕事を淡々とこなす姿がかっこいい。スペシャリストって感じがして交換が持てる。リッコが自信ありげなのもピエポリあってのことだろう。