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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

自転車競技における先行者利益

 今日は走れないので完全休養。本来ならトレーニングの強度で体調を調整しなくてはいけないとも思うのだが。

 ・・・で走れない日は無駄に頭で自転車のことを考えてしまう。
 超初心者的な自分が言うのもなんだけど、自転車競技(競技でなくてもサイクリングでも)はとにかくそれなりのレベルに達するのは時間がかかる(と思う)。というのも速くなるには、

  • 長時間に渡るレースを完走する力(体力、長く自転車に乗れる慣れ、筋力等)

が必要になる。そしてレースで勝つには

  • 高強度の運動に耐える能力

が要求され、さらにレース内でのかけひき等の戦術や激しいアップダウンに耐える気持ちがなければならない。

といった事を考えると、自転車では過去の蓄積が多くを占めトレーニングを続けていればいるほどより長く自転車に乗っていられるし、筋力もつく。初心者であればあるほど長く自転車に乗れないし、筋力がないので重いギヤも回せない。ペダリングの効率も悪いので体力も余分に使ってしまう。トップレベルで競っている人たちは練習を細かく設定して自分の劣っている部分を考えて補強していかなくてはいけないのだろうけど、まずは長い距離を乗れるようにならないと、練習できる時間が伸びないので自転車への慣れも遅れる。上級者がもがいてさらに上のレベルに到達するのはかなり厳しい道のりだろうけど、初心者が中級者になるのもまた厳しい道のりだ。前を走っている人たちは練習に好循環があり、日々それだけ練習できてしまうのだから。

 なんだかまとまりがないけど、最近平均速度とか心拍数とかの数字をおいかけ気味だったので、まずはあまり細かいことを考えずに、肩に力を入れない気楽さで、でも気を抜かずに集中して頑張ってみましょう>自分

 以前に千切られて悔しい思いをしたことを忘れず、いつか背中しか見えなかった人たちと肩を並べて走れるようになりたい。
でも単純に自転車に乗ることの楽しさは忘れずに。