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ナンバーポータビリティが本領を発揮する時。

ナンバーポータビリティ、その制度が実施されて約2週間、現状はauが一人で約8万のプラスとなったようだけど、実際シェアの0.1%にも満たない程度であり、もちろんそんな簡単にシェアが何%変る・・・というのも異常だが、現在のところMNPもたいした変化はおきていない・・・・ように思われる。

ただそれは当たり前かなーと。
大体みんなメールアドレスは変えなくてはいけないし、手続きにお金がかかるし各社のサービスもそこまで大きな差はない、といったことがわかったらわざわざ携帯の会社を変えなくてもいいよ、という流れになってしまった。

ただモバイル業界に大きな変化は今後起こってくると思う。
Gmailが国内でもau携帯電話に対応、ドコモとソフトバンクは利用できず
注目すべきは利用できず、ではなくGmailが携帯に対応したこと。
最初にナンバーポータビリティが始まると聞いて一番不安に思ったのがメールアドレスだった。でもよく考えてみると変な話だ。何でいつまでもDoCoMoauソフトバンクといった携帯電話を提供している会社のアドレスにこだわらないといけないのだろう。実際もうそういったサービスをはじめているところもあるけど、携帯で使うメールアドレスもGmailなどのウェブメールが手軽に使えれば十分じゃないか。

Googleかその他のサービスとして絵文字が提供されたらメールアドレスは契約している会社のもの、という常識が崩れるかもしれない。またその他の月極めで契約してサービスを提供しているところも、携帯向けサイトは構築しやすいことから競争が激化し、無料に向かうと思われる。


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これってどこかで聞いた話だなーと思ったらタイムリーな記事が。
プロバイダーの役割は終わったのか?

 それが今はどうだろう。当時ほど真剣にプロバイダーを選んでいる人はどれだけいるか。プロバイダーのメールよりも,容量が大きく使い勝手も良い無料の Webメールサービスを使い,ホームページ領域は使わずに他社のブログサービスを利用する。当時,あれだけプロバイダーに求めたものを,ユーザーは他社が提供するサービスで補っているのが現状だ。プロバイダーに求められる役割は着実に変わってきている。

両親がちょうどプロバイダーを悩んでいて、アドバイスを求められたのだけど、正直答えにくかった。以前ならウェブメールだのサーバーの容量を比較していたけど、今じゃメールアドレスなんてすでに持っているし、ブログのおかげで自分でウェブを作るなんてこともないだろう。

DoCoMoソフトバンクもいずれはこうなっていくのではないだろうか?
言ってしまえば回線屋。
携帯の端末の販売と回線料を毎月回収し、後のサービスはすべてその他数多くの他社と競う。そんな状況になって初めてユーザーは"自由に"キャリアを選択できるのかもしれない。