銀行過剰
香川銀と徳島銀、経営統合へ
香川銀行と徳島銀行は26日、2010年4月をメドに経営統合すると発表した。両行それぞれが同日開いた取締役会で、経営統合に関する覚書締結を決議した。経営基盤の強化と広域ネットワークの実現による地域金融の推進を目的とし、持ち株会社を設立する予定。(17:14)
日本の都市銀行は再編によりメガバンクにより再編されたけど、今後は地方銀行等で合併等が起きるかもしれない。そもそも都市銀行、信用組合、地銀、場所によっては第二地銀、さらにインターネットバンクも利用できる。しかも報道によると信用保証組合経由以外の融資はかなり少ないようで、預貸率でいえば総じてメガ＞地銀＞信金・信組・系統になっていて地元への融資を謳っているはずだがその実態は理念通りにはいっていない模様だ。
機能の面からそればじゃあ同じ地域にそんなに銀行いらないよね、って話になりがちだけど、ヨーロッパもアメリカも大きくなりすぎた銀行が経営に行き詰まった際に大きすぎてどうにも対応できない状態になっているし、ただ数が過剰だ過剰だ、ということで再編するのもリスク分散できないような感じはする。
でも金融という経済の血液的な部分がいつまでも非効率というのも問題。この状態、やっぱり放置され続けるとは思えないのでメガバンク以下も徐々に再編の波が来るとは思う。
