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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

LightWeightのバーゲンセール

・・・といっても実際LightWeightがバーゲンセールで売られているわけではない。

来年からSilence-Lottoにフレームを供給するキャニオン社の自転車は販売方法が特殊で基本的に直販のみ。その理由を以下のように挙げている。

  • Canyon bikes are exclusively sold direct to you.
  • We communicate directly with you
  • Do you have questions about your dream bike?
  • Our PPS system
  • We know our customers.

簡単に言えば直接販売では、代理店、販売店を通さないことで価格が抑えられ、個々人に合ったサイズ*1に合わせられ*2ることがある。

でもまぁ言われてみれば当たり前のことだけど、価格を見たら驚くしかない!


最も高いモデルがUltimate CF 9.0 Team。お値段6,999ユーロ
ユーロ125円(2008年11月1日のレート)換算で874,875円。うちフレームが1,399ユーロ(174,875円)。つまりフレーム以外で70万円なのだけど、日本の定価と比べてみると安すぎる。

なんと言ってもライトウエイトホイールで50万、SRAM FORCEがグループで約20万、SRMが40万、それだけで110万近くはする。最近の円高を考慮して、ユーロを160円で計算してもトータルで120万ちょっと、フレーム23万のパーツ90万。まだ20万近く安い。

値段が全てじゃないというのはわかるし、どこのお店でも定価売りしてるわけじゃないけど完成車にSRMやLightWeightつけてるとこなんてあまり見ないので、正直感心させられた。知名度はないけど、フレーム重量は920gとまぁその辺のトップグレードのものと大して変わらないし、ヘッドチューブとかダウンチューブを見ると剛性感もありそうだ。

問題のブランド力も来年からSilence-Lottoに供給するので一気に有名になるんじゃないかな。


直販ブランドばかりになってしまうのも、町の自転車屋さんにとっては問題だろうけど、こういうユーザーからの直接フィードバックをウリにした、直販専門のブランドがあるのはいいことだと思う。ドイツの会社ということで、タイヤ、ホイール、パワーメーターを作っている会社が周りにあることも功を奏した点かもしれない。

何にせよ自転車って自分の体に合っててナンボだと思うので、Webで自分の数値を入力してみるだけでも面白い。そのWebがまたよく出来ている。

*1:サイズによってパイプ経を変えている

*2:Webで身長、手の長さ、胴の長さ、肩幅、股下、体重、走る目的を入力すると最適サイズを出してくれる