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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

大国の本気

来期 Tinkoff Credit Systems はチーム名を カチューシャ に改め、ロシアの(国営)大企業をスポンサーに加えて大幅に陣営を変え生まれ変わるようだ。予算はいきなりプロツアーチームトップ、との報道もあり以下の選手を獲得済というだけでもチームの本気度がわかる。バイクはColnagoからRidleyに2011年までの契約変更が決定済。

カチューシャの新規契約選手
ロビー・マキュアン(オーストラリア)現サイレンス・ロット
フィリッポ・ポッツァート(イタリア)現リクイガス
ヘルト・ステーグマン(ベルギー)現クイックステップ
ウラディミール・カルペツ(ロシア)現ケスデパーニュ
アレクサンドル・ボチャロフ(ロシア)現クレディアグリコル
ケニー・デハース(ベルギー)現トップスポート・フラーンデレン
アントニオ・コロム(スペイン)現アスタナ
ホアン・オラク(スペイン)現ケスデパーニュ
ステイン・ファンデンベルグ(ベルギー)現アージェードゥーゼル


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チーム首脳陣はツール・ド・フランスで総合優勝を狙うようなオールラウンダー獲得も視野に入れており、ブエルタ終了時に再び契約選手の発表が行なわれる予定だ。

ロシアがヨーロッパでの影響力をあげたいのか?何にせよ、今まで自転車の有力チームがあったグランツール主催国だけでなく、成長著しいロシアとか中国とか、その周辺の国や資源で潤う中東の国などが自転車チームに参入するのは、ドーピング問題とかサブプライム問題で揺れる自転車界にとっては非常にいいことだと思う。トッププロチームを所有、といっても20億円程度で、スタジアムを所有、管理しなければならない他のスポーツと比べて自転車チームは割安だとは思う。選手の給料もバブルってる欧州サッカーリーグに比べれば大したことないし。


さて、この新カチューシャチームがグランツールを制する可能性もあるんじゃないか。ちなみに最後のオールラウンダーってのがどうやらサストレっぽい。以下Velonewsにも記事があったけど、ブエルタ終了後にサストレ移籍が発表されるかも。