ケイリンの危機？オリンピックってどうあるべきだろう
Documents given to the BBC suggest that $3m (£1.5m) was paid by organisers of a Japanese cycling event to the UCI - the world cycling body.
簡単に言えばKEIRIN競技がオリンピックの種目から外されないように、日本がUCIに3million＄（これはUCIの年間予算の5分の1に当たる）を提供していたのではないか、という疑惑をむけられているとのこと。BBCがスクープしている。信頼性ははっきりしないが、BBCは証拠を握っていると共に関係者の証言を得ている。
・・・でこれって事実だとすれば大分よくないよね。野球やソフトボールはロンドン五輪から競技種目としては排除されてしまう、がKEIRINは自転車競技の親元であるUCIにお金を渡して競技を存続させていたっていうのはよくない。
まぁ平和の祭典であるはずの五輪も随分と商業の波に押されてきた感じだ。正直オリンピック以外でより大きな大会がある種目は外してもいいんじゃないか。日本でメジャーな野球はWBCがあったり、各国のペナントがある。バスケやサッカーも五輪以上に大事な大会があり、他競技のようにオリンピック＝世界一決定戦、みたいな雰囲気でもないし、トッププロならオリンピックに出ない方がお金は稼げる場合も多いし、逆にクラブが制約を設ける事もある。ロードレースも世界選手権があり、グランツールがある以上オリンピック競技としてはどうかな・・・と思ったりもする。
まとまりがないけど、オリンピックはとにかく無理して競技数を増やしたり維持するよりは、いつもとりあげられないような競技が日の目を見るような場所であった方がいいんじゃないかと思う今日この頃。勿論メダルを得ることはすごいこと、賞賛されることだと思うが、金メダル何個とるか、みたいなあおり方よりは普段見ないスポーツを見る機会であって欲しいものだ。
