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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

Herbie Hancock - Jazz Fusion Cantelope Island

JAZZピアノの大御所。グラミー賞を何度も受賞しているんだ。

2003年2月20日、日本外国特派員協会にて以下の発言をしている。

「私自身は決してそういう人間にならないようにと願っています。自分は何でも知っていると信じ、ほかの人たちの言うことに耳を貸すことを忘れてしまった人、年長者だというだけの理由で年下の人たちよりも何でも知っていると思い込んでいる人、私は絶対にそういう人間にはなりたくありません。そこには非常に大きな誤りがあるんです。実際、私も教えるという機会に恵まれたときに経験したことですが、先生と呼ばれる人たちの多くが、教える生徒たちよりも、むしろ教える自分のはうが生徒たちから学ぶことのほうが多いと証言していました。これはとても良いことだと思います。」「私は演奏するとき、一生懸命にならないように努力しています。演奏するときはただ、オープンな気持ちになりたいと思うだけです。そうすれば、何が起きてもオープンに受へ入れられ進んでその瞬間に起きていることの自然な流れの一部になりたいと思うようになります。」

と、考えか方が日本的というか非常に理解しやすい。"無"の境地といったイメージで演奏しているのかな!?


ちなみに

グリネル大学では音楽と電気技師を専攻、音楽と電子工学の両分野で博士号を取得。

とのことで、これはスポーツでもどんな分野の人でも専攻一本で終わらないように、というアメリカの教育方針によるものか。専門バカにならないように常に二つ以上の視点で物事を考えたり、一方が駄目でも他があるようにっていうのは、より広い視野を持てたりいざという時の備えになったりするから根付いた教育文化なんだろうか。二つの学部に同時在籍も可能だったと思う。大学が非常に大変になる反面、今後生きていく上で必要なものがしっかり身につく教育っぽいな。音楽の幅の広さといった点でも、影響を与えているのではないか。