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ぬるい規律

こんなこと書くけど野球は大好きです。

ただすごい基礎体力、能力をもった選手がその才能をもてあましているようで非常にもったいないと思う。イチローが尊敬されるのはそのストイックな姿勢が一因にあると思うのだけど野球選手は誰もがそうってわけじゃないようだ。

ちょっと長いけど本文引用

 原監督自身は現役時代、キャビンマイルドをこよなく愛するスモーカーだった。ところが第1次監督時代2年目の2003年、球団フロントと衝突して辞任し、「ユニホームを脱ぐと精神的にも肉体的にも楽になる。怠惰に流れるのが嫌で、自分の好きな物を何かひとつやめようと思った。でも禁酒は嫌。そこで禁煙することにしたんだ」(原監督)。同年の大晦日限りでタバコを絶ち、04年元旦から現在に至るまで禁煙続行中だ。

 「タバコをやめると体重が増えるというヤツがいるが、そんなのは逃げ口上。確かに、タバコをやめるとご飯がおいしく感じられて食欲が出るが、そこを自覚を持ってセーブすべきなんだ」と原監督。

 原監督に近い球団関係者は「監督は純粋に選手たちの健康を気遣っている。ウチが昨年も、今年もシーズン終盤のここ一番で力を発揮できているのは、日頃から健康を心がけている効果かもしれないでしょ」と援護する。

 巨人では上原、内海、グライシンガー、高橋尚の先発陣のみならず、豊田、クルーンのリリーフ陣もノースモーキング。打線でもラミレス、李承ヨプ、高橋由はタバコを吸わず、坂本も未成年。喫煙率は低い。

 一方、阪神は岡田監督を筆頭に、下柳、福原、藤川、久保田、金本、新井、赤星、関本ら愛煙家がズラリ。まさに好対照の両軍といえる。

 球界全体でも、ひと昔前まで「野球はサッカーなどと違って連続性のスポーツでないから、タバコを吸っていても大丈夫」とまことしやかに言われていたが、ここ数年は世の中の趨勢には逆らえず禁煙派が増加中だ。とはいえ、GT決戦初戦の19日、勝敗を決定づける通算300号2ランを放ったのは、巨人では阿部とともに少数派となった愛煙家の小笠原。何事にも例外はあるようで…。

野球選手ってもう少し自分たちの環境が恵まれていることを感じた方がいいんじゃないかと思う。

喫煙しながら選手を続けられ、選手のBlogを見てみると夜試合が終わって焼き肉(+お酒)なんて日常茶飯事。喫煙も先発、中継ぎ、抑え、4番打者、外野、内野と全てのポジションにいるといってもいい。野球は好きだけど、野球選手をアスリートと呼ぶ気にはなれないな。ちなみに最近ではベンチでタバコを吸っている姿がテレビに映った例も出てきた模様。

プロ野球の世界に入れる人は皆ものすごい身体能力を持っているだろうに、節制の点で緩すぎる。確かに長いシーズンを過ごすのは大変だろうし、体力はいる。自宅にいれるわけじゃなく遠征も多い。だけどめちゃくちゃ厳しいWADA基準のドーピング検査があるわけではないし、オフシーズンも節制しろと言っているわけじゃない。ただ少なくともシーズン中は暴飲暴食は避けるべきだし、喫煙なんて集中の妨げになるだけじゃないの?

ま、別にヒトノコトだしどうでもいいと言えばいいんだけど、
「○○監督を胴上げするために大好きなお酒を断ちます!!」
なんて堂々と言ってる姿を見ると、この人達はなんだかなーと思ってしまう。野球選手の奥さんも大変だろう。