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日々の生活あれこれ。趣味のロードバイクと猫との生活など

大きな側に付くということ

自分の主張も時には変えることもあるのだろう。それでは自分のそれまでは一体何だったのだろうかと思う自分はまだまだ青臭いのだろうか。
飄々と始まった増税論議

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 福田総理のイメージは、飄々(ひょうひょう)としてソフトのように見えるが、やっている経済政策は安倍前総理にくらべて、はるかに弱肉強食である。

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 「社会保障低所得者ほど給付が大きい。生涯にわたる所得でみれば(消費税の逆進性は)深刻ではない」。

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 わたしは以前、吉川さんと同じ委員会のメンバーだったことがあるが、こんなおかしなことを言う人ではなかった。日本最高の頭脳といえる人が、こんなことを堂々と言ってしまうのも、福田内閣がそうした思想に基づいているからだろう。

吉川さん{吉川洋主査(東大大学院教授)}が日本最高の頭脳かどうかの是非はわからないが大学教授が経済政策で政府に対して大きく反論する、というのはあまり見ない構図だ。今回も同じで政府の政策の妥当性を保証するための引き立て役に引っ張られてくるものと勝手ながら考えている。